タイトルの真意を熟知しておられる方、是非焼き鳥でも頬張りに行きましょう。
というのは、先日伊東真一郎くん、高志くんと再会したのです。
2人は僕にとって先輩であり恩師でもあり、BMXの、フラットの、格好良さ、楽しさ、厳しさ、プロとしての在り方、様々なものを学ばせていただきました。
・・とまあ、事の経緯を話し始めると間違いなく沼にはまるので、僕に会った時にでも訊いて下さい。懇切丁寧にお話し致します。
あれだけ満喫して、ここで紹介するネタがそれかよ!と突っ込まれそうですが、今日はそんな先週末のアキルラプソディーの中から、ひとつ衝撃を受けた出来事を抜粋してお届けしたいと思います。
伊東真一郎くんの駆るマシンはGTのアグレッサー、フォークはBULLY、もうこの段階で卒倒寸前なんですが・・
我を忘れて瞳孔は開きっぱなし、撮影する事など心の底から忘れ去っていました。
写真がないのが悔やまれますが、ただ、お伝えしたいのはニッポンブレーキのタッチなんです。
これはいくら撮影しようが動画を録ろうが、タッチを実際確認しないと伝わりません。
BMXに限らず、自転車という自転車のブレーキを見るなり必ずタッチのチェックをするのはライダー人情ですが、真一郎くんのニッポンのタッチは神がかっていました。
軽く、遊びがあるわけでもなく、それでいてぐにゃり感もない、僕のSOULBROに付いているニッポンを思い出すなり恥ずかしくなりました。
これだけのタッチが出せるなら、もはやUブレーキなんていりません。
僕はいつも、ブレーキの戻りの鈍さから遊び(レバーを動かしてから制動するまでの無効のストローク)が生まれるのが嫌で、スプリングのテンションを高めにセッティングする癖があります。
それが故に、戻らないとかはありませんが、ひどく重いタッチになってしまっていました。
現行のUブレーキなら、それでもそこそこ小気味良いタッチを出すことはできます。
一方でニッポン等キャリパー式の場合は、逆転の発想でスプリングのテンションを弱めにするのが、良いタッチを出すことのこつだと、ご教示いただきました。
今度僕も自分のSOULBROのニッポンブレーキを、一度ばらして組み直すのが楽しみで仕方がありません。
・・全く乗っていないSOULBROのニッポンブレーキを直してどうしようというのでしょう?笑
これだからBMXは辞められないんです。
また、兄弟2人とは、どんな会話からでも何かにつけてSOULBROの話題に結び付くのがたまりません。
夜更けには幼なじみとの再会もあり、連日連夜、素敵な週末でした。